稜の部屋に来る時に通ったような廊下をさらに奥に進んで行くと、潔音ちゃんが大きな扉の前で止まった。
「ここは私の仕事部屋の一つです。この部屋では主に服飾関係の仕事をしています。
まぁ、必要があれば自分の服も作ったりするんですけどね。」
潔音ちゃんが話しながら扉を開けると、中には沢山のドレスが。
これ、ウエディングドレスの他にカラードレスもある。
「す、すっごい綺麗………。」
「潔音さん、今父さんからの依頼で母さんが結婚式で着るウエディングドレスを作ってくれてるんだって。」
へぇ〜。
ウエディングドレスかぁ………いいなぁ。
「紫雨さん………もしかして皇一紗………?」
「そうですけど………どうしてわかったんですか?」
「デザインの感じとか、よく似てる………。」

