部屋の中はとにかく広くて、そこら辺のアパートとかよりも断然豪華だと思う。
「これが一人部屋って、茜さんの再婚相手何をしてる人なんだ?」
「紫雨財閥の社長だってさ。」
「紫雨財閥?なんだそれ。」
「世界を代表する、大財閥の名前だよ………。世界一って、言われてる………ふわぁ………ここ、日当たりいいね………。眠くなってきた………。」
いやそれはいつものことじゃん。
「俺達も詳しいことは知らない。潔音さんは父さんのって言うか、紫雨財閥の仕事手伝ってるらしいから知ってるんじゃない?」
「いや、潔音さんは仕事を手伝ってるんじゃなくて紫雨財閥の副社長だから仕事してるんだよ。」
「え?」
「父さんが風呂一緒に入ってる時に教えてくれたじゃん。」
「あぁ、そう言えば言ってたような………言ってなかったような。」
「お風呂、一緒に入るの?」
「父さん、親子で一緒にお風呂入ること夢に見てたんだってさ。ほら、潔音さんにそういうの期待できなさそうじゃん。だからずっと諦めてたんだって。」

