縛られし者





「おーいお前ら席に着けー、転校生だ。」

「一条先生!転校生が女子って本当ですか!?」

「いやそれよりも美人って話は本当ですか!?」

「この俺と張り合えるぐらいの美形だ。」



自分の顔に対して絶対の自信を持っている一条先生が、自分と張り合えるぐらい美形だと言ったことに私達は動揺した。



「紫雨、入って来い。」

「失礼いたします。」



一条先生に呼ばれて入ってきたのは、私達の期待を全く裏切らない程ものすっっごい美人だった。



「紫雨潔音と申します。これからよろしくお願いいたします。」



綺麗な声で自己紹介をしてお辞儀をした潔音ちゃんは、見た目だけじゃなくて動作も綺麗だった。



「すっげえ美人じゃね?」

「あれで俺ら………って言うかあいつらと同い年?」

「信じらんねぇ。」