「朝練に来てた人が………一条先生と一緒に、うちの制服を着た美人が………歩いてたって噂が……ふわぁ………。」
欠伸をしながら半目でそう言うのは、周囲から儚い系美少年だと言われている佐藤涼太。
まぁ実際はただ眠くてだるいだけで、儚いとか全く関係ないんだけれども。
それに稜と慧と私の5人でいつも一緒に行動している。
「で?お前ら的にはどうなの?その転校生こと潔音って奴は。」
「どうと言われても………どう話をしたらいいのかわからない。」
「気難しいってこと?」
「いや、潔音さんずっと外出してるか部屋に閉じこもってるかだけだし、そもそも俺ら潔音さんの部屋の場所聞いてないからよくわかんねぇ。」
「大変そう………だねぇ………。」
ついに眠気が限界だったのか、涼太は顔面を机に激突させて眠ってしまった。
あれいつものことだけど痛そう………。

