別室で寝間着に着替えて、俺は寝室に戻ってベッドに横になっている。
…………何故か向かい合わせで。
紫雨は何故か、俺が背を向けて横になれば背中に密着してきて、それは仰向けになっても同じことだった。
だから試しに向かい合わせになれば、紫雨はそこまで引っ付いてこなかった。
実に不思議だ。
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こう、スタンドランプの明かりが灯る部屋で寝るわけでもなく、目を開けたまま直立不動でピクリともしないのが居ると、何か不気味で仕方がないんだが………。
「な、なぁ紫雨………もう少し離れてくれないか?」
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返事がない代わりに、また少しくっつかれた。
言う言葉をを間違えたかもしれない。

