人の話は聞きませんし、思い込みも激しくなりますしで、もう私にもどうすることもできないんですから。
「それにあいつ、お前のこと好きみたいだしな。」
「そのようですね。」
「………一応聞いておくが、俺の言ったあいつの好きは恋愛感情でという意味だからな?わかってるのか?」
「えぇ、もちろんわかっています。」
「………意外だな。お前のことだから、てっきり気がついていないのかと思っていたんだが………。」
「確かに私も最初は何血迷ったことをとか、新手の嫌がらせなんだろうとか思っていましたけど………。」
私みたいなのに惚れられる要素が全く見当たりませんので。
「じゃあ何で今は恋愛感情だってわかってるんだ?」
「…………私が霜月様に初めてお会いしたのは私が8歳の時、霜月様の9歳のお誕生日パーティーに出席した時のことでした。その時私はヴァイオリンを演奏することになっていたので演奏したのですが、そのすぐ後に私のヴァイオリンを弾く姿に一目惚れしたと言われたんです。」
あの時は本当に驚きました。

