本部長から、
うめき声ともつかない声が洩れた。


「これは、
なんとたまらんな、
Gか?
Hか?
いやもっとだな!
こんなのは初めてだよ」

「やめてくださいっ」

アタシは、
涙を溜め、
か細い声をあげた。

その様子にますます獣の心を煽られたのか、
脂ぎった顔を豊かな胸にぐいぐいと押し付けた。





キモチワルイ

押しのけようにも、
そうすると自分から相手にくっつくことになる。
そのことを考えると更に嫌悪感が増し、
動けなくなった。

「やぁ、
だ、だめですわっ、
人を呼びましてよ?」

「社長や専務たちはもう味見をしたのかな?
君、
今は誰についてるんだ?
来年にはわしの専属秘書にしてやるよ。
昼も夜ものな」


ブラウスの上から、
口を大きくあけて胸をほおばり、
もう片方は熱心に揉み続けている。

そして短い足は、
無理やりアタシのひざを割り、
太ももを使って膝丈のスカートをぐいぐいと押し上げた。



「あの、
今ならなかったことにしてさしあげます、
から、
もうこのくらいに、
きゃぁっ」