全部、先輩のせいです。

唐揚げ、フライドポテト、たこ焼き。


流石に全部食べることはできないから、梨沙と半分こする。


どれも馴染みの味で、美味しかった。


梨沙と一緒に、浮かれた気分で歩く



「めっちゃ久しぶりじゃね?」

「まさか来るとは思わなかったよ」

「また会えて嬉しいよー」



私達の前を、背の高い男子高校生のグループが横切る。


学生服を着ているけど、髪が染まっていて、ピアスが
開いた人もいる。


みんな、足の筋肉が凄いのもあって、怖い。


少なくとも、私達の高校にはあんな人たちはいない。



私と梨沙は、顔を見合わせて避けるように歩いた。



「にしてもお前、変わったなー」

「高校デビューってやつ?」



通り過ぎた後も、その男子達の声ははっきりと聞こえる。


バカにしたような口調と、バカにしたような笑い方に、腹がたつ。


だから、ああいう人たちって苦手。