「お前の絵の上手さは多分クラス一だぞ?パネル長になったら
絶対うちの団のパネル、最優秀賞取れっから」
何も答えられずにいる私を、広貴は必死で説得してくる。
全く、正反対の幼馴染を持ったものだ。
一緒に成長してきたはずなのに、広貴はこんなにも明るくて、
優しくて、人気者で。
今だって、私に構ってくれてるのは、もしかしたら私のためなのかもしれない。
クラスに馴染められていない私を、少しでも
みんなの輪に入れるようにしてくれるための。
そんな広貴の優しさを、私は受け入れるしかなかった。
「分かった」
そう頷くと、広貴がほっとしたように微笑んだ。
応援団の男子が、黒板に書いてある《パネル長》の横に、
《穂波羽花》と書き込む。
でもやっぱり不安で、黒板を何度も見てはOKしたことを
後悔した。
✳︎
「羽花すごいじゃん」
絶対うちの団のパネル、最優秀賞取れっから」
何も答えられずにいる私を、広貴は必死で説得してくる。
全く、正反対の幼馴染を持ったものだ。
一緒に成長してきたはずなのに、広貴はこんなにも明るくて、
優しくて、人気者で。
今だって、私に構ってくれてるのは、もしかしたら私のためなのかもしれない。
クラスに馴染められていない私を、少しでも
みんなの輪に入れるようにしてくれるための。
そんな広貴の優しさを、私は受け入れるしかなかった。
「分かった」
そう頷くと、広貴がほっとしたように微笑んだ。
応援団の男子が、黒板に書いてある《パネル長》の横に、
《穂波羽花》と書き込む。
でもやっぱり不安で、黒板を何度も見てはOKしたことを
後悔した。
✳︎
「羽花すごいじゃん」


