心の奥にあった気持ちが、じわじわと温まってくる。
もう、限界だと思った。
*
テントも、パネルも、櫓も、飾りも。
全てが綺麗さっぱり片付けられた運動場を見ると、
今日1日がまるで夢だったかのように思える。
片付けが終わった後新川先輩は、太一先輩を体育倉庫に呼び出した。
私は付き添いとして、影でそっと見守ることにした。
ダメでもいいから、自分思いだけは伝えたいって、
新川先輩は言った。
借り人競争のことは、もう何も言われなかった。
「何してるの」
中々来ない太一先輩を待っていると、後ろからいきなり
声をかけられた。
広貴だ。
広貴は、倉庫の裏から正面を除きこみ、納得したような顔をする。
「新川先輩、告白するのか」
さも当たり前のように言った広貴に、驚く。
「どうして広貴がそれを…?」
「見てたら分かるんだよね、オレ。好きな人が誰か」
「何それ、怖い」
そんなことを言いながら、広貴は私の隣に座り込んだ。
どうやら、広貴も一緒に見るつもりらしい。
もう、限界だと思った。
*
テントも、パネルも、櫓も、飾りも。
全てが綺麗さっぱり片付けられた運動場を見ると、
今日1日がまるで夢だったかのように思える。
片付けが終わった後新川先輩は、太一先輩を体育倉庫に呼び出した。
私は付き添いとして、影でそっと見守ることにした。
ダメでもいいから、自分思いだけは伝えたいって、
新川先輩は言った。
借り人競争のことは、もう何も言われなかった。
「何してるの」
中々来ない太一先輩を待っていると、後ろからいきなり
声をかけられた。
広貴だ。
広貴は、倉庫の裏から正面を除きこみ、納得したような顔をする。
「新川先輩、告白するのか」
さも当たり前のように言った広貴に、驚く。
「どうして広貴がそれを…?」
「見てたら分かるんだよね、オレ。好きな人が誰か」
「何それ、怖い」
そんなことを言いながら、広貴は私の隣に座り込んだ。
どうやら、広貴も一緒に見るつもりらしい。


