右手を真っ直ぐに伸ばし、光線を発射するゾフィー。

彼の光線は、嘗て90万度というウラトル星人最高記録の熱線として認められた最強の光線だ。

ゼロら後進の宇宙警備隊員に戦闘力では抜かれたものの、この記録だけは今も破られていない。

だがその光線すら。

「うああああ!」

ハイパーゼットソのバリアには通じず、跳ね返されてしまう。

「もうあっち行ってろよゾフィー!だからアンタはタロウの援護に行った時に、怪獣に頭焼かれて『ミスターファイヤーヘッド』とか渾名付けられちまうんだよ!」

「酷い!気にしている事を!」

ゼロの罵声に軽く傷つくゾフィー。

そうしている間に、ハイパーゼットソは再び火球を放つ!

防ぐ事も出来ず、一方的に吹き飛ばされるゼロとゾフィー。