「忘れなくていいよ。…そうやって、いつも俺のこと考えて?」



そういったあと、私のことをもう一度抱きしめる。



「ねぇ、文香。好きだよ?俺の彼女になって?」




……名前で呼ぶなんて、反則だっ!