「てゆうかさ、私、正直古江のこと好きじゃないんだよね。 なんていうか、美月のこと軽く見てるっていうか。」 「そう!…そうかな?」 雫の発言に危うく、そうだよね!と言いかけてしまった。 「うん、なんか美月への態度見ててイライラする。」 うんうんうん、そうそうそう! 私は激しく首を振りたい衝動にかられた。 それをなんとか留め、笑顔を作る。