―……あ……… そこには、確かに浅野聖人が仕事している姿があって。 優しい風が吹く。 浅野聖人がこっちを向き、あたしに気付く。 ―あ……… 浅野聖人の口が、何か言ってる。 そして悪戯な笑み。 ―あたしはきっと、この人以外は見えてないんだ― そう自覚出来るくらい、浅野聖人を、車掌さんを。 …―見つめてた―