俺はいわゆる陰キャラ誰も俺に関わろうともしないし、自分から関わろうとも思わない、いつも高校で一人だし友達もいない
それが暮らしやすかった。
だがそんな日も長くは続かなかった、
高校二年生の春いじめられた。
いじめられた理由は簡単だ、友達いないし愛想悪いしブスでポッチャリ、アニメ好き
陽キャラに嫌われる要素が揃いすぎて自分でも笑いが起きてしまった。
毎朝お金をとられお昼ごはんは
トイレでボッチ飯、たまにバケツで水をかけられ放課後にはサンドバッグ状態
毎日いじめられて心も体もボロボロだった
親にも先生にも言えないから死にたかった
ある日放課後にまたサンドバッグ状態になりながら殴られていると近くに先生が通ったこっちを、ちらっと見てニヤッと笑いスルーしていった俺は入らない存在なんだなと思った
その時心に閉じ込めてた思いが爆発た
「もういやだ死にたい自殺してやる」と叫んで屋上に向かって走った。
それを聞いた先生は学校のことを考えすぐ戻ってきた止められそうになったが飛び蹴りを決めて走って行った
自殺のことしか考えず死にたいと呟きながら全速力で階段を上り廊下を走った
今考えると50メートル6秒台は出ていた気がする。あとちょっとで屋上と思って廊下を曲がった瞬間、人にぶつかった、当然俺は吹っ飛んだし、ぶつかった人も吹っ飛んだ
俺はぶつかった人を心配になり素早く見ると女の子だった
可愛くもないしブスでもない普通の女の子が倒れていた、大変な事をしたと思い急いで近寄り「大丈夫?」と言った
普通の女の子は「大丈夫」と言い
立ち上がったそして
普通の女の子は「なわけねぇーだろ!」といい
僕に膝蹴りを決めた。
これが僕の変わるための出会いとはその時は知らなかった。