今日は自己紹介がある。

「はーい!皆?自己紹介してもらうよ」

えー!

皆嫌だと言う表情を浮かべている

「高校生にもなってそんな事言わないの!まず私から。1年B組の担任になります。相葉心(あいばこころ)と言います。バレー部顧問で、部員受付中でーす。」

パチパチ…

バレー部。部活!そういえば忘れてたや

「じゃぁ名前と出身校、入りたい部活とか抱負を言ってください。じゃぁ一番から」

入りたい部活とか抱負…かぁ
どうしよう…

「じゃぁ次、桜木君」
「はい。」
隣の席の男子が立ち上がる
「桜木 奏(さくらぎかなで)です。南中出身で、入りたい部活はバスケ部です。
よろしく!」

きゃー!

一部で声が聞こえた。かっこいい容姿だからだろうか。



「次は、橘さん」
「は、はい!えっと橘爽葉香です。千斗中出身です。入りたい部活とかはよく決まってなくて…えっとその。よろしくお願いしましゅ!」

か、噛んじゃった…

「プっ…クハハハハハハ!おもしろー!!そこ噛む?ふつー」
「え、っとなんか噛んじゃいました…。」
「可愛いなー」
周りの女子が

だいじょーぶだよ!可愛かったし

などと笑ってくれた
これも桜木君のおかげかな…

「ねね!橘さん!!面白いね!」
「さ、桜木くん。できれば忘れてほしいんだけど…」
「無理だろ!てかさ、そよって呼んでいい?俺のことも奏でいいから!」
「いいけど…」

フレンドリーな人だな…

「何話してるのー?」
ずいっ
「えっと確かー…」
「星森でーす!奏君だよね?よろしくねー」
「お、おう」

…なんか引いてる。?

「つ、次課外オリエンテーションの班決めだな!」
「あぁそっかー…奏くん一緒がいいね?」
「そうだ。な」
「あとそよちゃんも!」
「あ、うん…」

なんか…テンションが違うかも…?

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~ミニミニ豆知識~
七夢の出身校は、北中である。
めっちゃ高校と近い。
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この物語はフィクションです。