光が差し込む。 あまりの眩しさに顔をしかめる。 んーっと一つ伸びをし、寝ぼけ眼を擦りながら起き上がる。 必然的に部屋の様子が視界に飛び込んでくる。 自分の置かれている状況を再認識される。 高級感溢れる家具。 窓から見える、綺麗にされた庭。 光沢したネグリジェ。 そして、首元には赤い首輪。 嫌でも見える現実。 一つため息をつくと、悲しげに俯いた。