大学で『女たらし』として有名だった俺に言い寄ってくる女は、

体だけを求めたり
お互いに都合のいい関係だった。



ただ、たまに本気になられて迷惑する時もあった。



あいつに声をかけた時も
一度寝ただけの女に
本気になられて迷惑しているところだった。



だから、その日声をかけたのは
暇つぶしと迷惑な女へに見せつけるためだった。


俺に誘われたあいつは
驚いていたけど、付いてきて
そのまま俺と寝た。

朝起きて、これも暇つぶしで
「付き合う?」と聞いたら、

これも驚いていたが、静かに頷いた。





でも俺は都合のいい女と遊ぶために、『都合のいい彼女』を探していただけだったから


菜奈と付き合ってからも
女と遊ぶのは日常茶飯事で、
イベントごとなど何もしなかった。


それでも菜奈は文句も言わずに
俺に会うときは笑顔だった。