「なんてこと言うの‼︎ペチン!」
病室に乾いた音が響いた。
お母さんにはわかんないよ。私がどれだけ苦しんでるかなんて。
「だって、お母さんは、私にだけ全くと言っていいほど愛情を注いでくれないじゃない!」
「みゆや、まこ、そうた、そらとかにはいっぱい愛情注いでるのに!」
私のことをゆういつ守ってくれたお父さんはせんげつガンで死んでしまった。
そのため私は、荒れていた。
そのあと、お母さんに虐待をされて、人と接することが恐怖になる対人恐怖症になってしまった。