「柚月ちゃん!」

「先輩っ!」

「ごめん、待った?」

「あ、いえ、そんなに待ってないです。」

ヤバいっ、緊張してきたっ!


「じゃ、行こっか!」

「はいっ!」







今日1日、何もありませんように。









私の体に、何もありませんように。








和輝先輩に、迷惑をかけたくないから。


だから、好きって気持ちも伝えられない。