蒼空への約束

「そんな、優しいことしないでよ…。もう、ほんと・・・」

私からは涙が出ていた。本田くんの優しさが私には痛すぎる・・・。

「美留。お前今日暇?」

「・・・」

「俺の家来いよ。俺ちゃんと美留の話聞きたいから。」

「うん・・・」
もう、一人で生きるって決めたのに。誰にも頼らないって決めたのに。何でだろ。

ガチャっ。

「どーぞ!」

「お邪魔します。」

「2階のリビングなー。」

「分かった。」


「飲み物何がいい?オレンジとリンゴとお茶とスポドリ」

「飲み物はいいよ。」

「んじゃ、リンゴなー!」

「いらないよって言ったんだけど。」

「いいじゃん、いいじゃん!」

「ほんと適当!」

「それより!美留。お前俺らと出会う前何があった?」

「唐突すぎる。」

「いいから、言え!」

「なんで言わなきゃいけないの?」

「俺は美留の事知りたい。そんで、美留のことを助けたい。」

「・・・・・・。」

「美留お願いだよ!言ってくれよ!」

「なんでそんな優しいの?何でよ・・・ほんとにもう求めないって決めたのに求めちゃうじゃん!」

どんだけ私は泣けばすむんだろ・・・。
こんなに泣いたってただ目が腫れるだけなの・・・私は誰かの腕に包まれた。その人物は誰かは知っている。私と本田くん2人しか居ないのだから・・・。