蒼空への約束

「え、なんで本田くんが・・・」

「彼、あなたの事すごく考えてくれたのよ。彼が倒れた時にずっと「美留・・・」って言ってたのよ。」

「そんな・・・」
ゴソゴソ、布団が動き本田くんが起き始めた。

「ん・・・。おっ、美留?大丈夫か?」

「うん・・・。」

「2人とも熱はなそうだから、帰っていいよ。」

「おっ!マジか!てか、もう放課後なの?」

「そうよ。あなた達ずっと寝てたんだから!」

「そうなんだ。よしっ!美留帰ろーぜ!俺が送ってく!」

「え、いいよ、一人で帰る。」

「いや、ダメだ!また、美留が倒れる!だから俺と帰るぞ!」

「そんな事言ったら、本田くんだってそうじゃん。」

「それは、美留が倒れて、俺が焦ってここに来たから!いいから帰るぞ!」

そう言い本田くんは私の腕を引っ張って行った。

「なぁ、美留?お前なんかあったのか?」

「何もないけど。」

「ホントか?嘘ついてない?」

「てか、昨日あんなこと言ったのに。なんでそんな私のこと気にするの?」

「何かな、前にも言ったけど、美留悲しい目してるんだよ。だからかな。」