ぼーーーーっと恋をしたときのことを
思い出していると誰かがドアを開けた。




「陽菜〜だいじょぶ?」


「美緒だ!!」



私の親友の美緒。



背は私より少し高くて、ポニーテールが
よく似合うかわいい明るい子。




「心配したんだからね!」


「へへ、ごめんなさい(笑)」



にこにこと会話していると、
また誰か入ってきた。