「う〜、先生、頭、痛い〜」





私、相川陽菜 はただいまものすごくひどい頭痛におそわれています。



それも、大好きな、北島優翔先生の担当教科の理科中に。




「相川、だいじょうぶか〜保健室いってこい」




軽く言う先生をよそに、私は痛さでふらふらになりながら立つ。


もうやだ。なんでこんなひどい頭痛持ちなんだろう。



うあああ、ガンガンする。
今までよりひどいかも、、。




「や、ばい、、、」




「、、おい相川!しっかり!」





大好きな低い声が聞こえて……





そこで私の記憶はとぎれた。