教材室に連れ込まれ
私は、裸にされた


恥ずかしさよりも
恐怖が上だった


必死に抵抗した


物音に気がついた先生が扉を開けた
部屋の有様と私を見て、青ざめる


「お前達… 何をしている…」




「み、宮崎が! 裸を見せたいって!!!」



咄嗟にそう言ったのは、本多君だった



彼らが持っている下着や制服奪い取り
私が制服を着ると



「宮崎 少し話そう」



先生が言った



斜め前にいる本多君がニヤリと笑うのが
私の目にしっかりと映った







一刻も早く体を洗いたかった






強姦されずにすんだけど
酷く汚れた気がしたからだ



「今回の事は、目を瞑ろう
これは、お前の為だからな」




私は、信じて貰えてないと確信した


事を荒立てると面倒なだけでしょ!?





学校を出て、寮と反対の道を歩く