「ごめん… また、目立っちゃって…」


「いえ!格好良かったです!」


「ええぇ///// 何そのお世辞…照れるなぁ
あっ 送るよ!」


「ありがとうございます!
じゃあ、甘えようかな!!
お兄ちゃん、今日もうちに泊まるみたいだから、晄さん夕食一緒にどうです?」


「いいの!?やったぁー!!」


「くすっ 何が食べたいですか?
あ!ちなみに、デザートは決まってますから!」


「俺、好き嫌いないからなんでも!
とかいうと、困るか」


「いえ、なんでもいいなら助かります!」



ふと、悠樹を見ると
めちゃくちゃ重そうな鞄を肩に下げていた



「持つよ」


「え?重いですよ!?」


「だから持つって言ってるんだよ」


「じゃあ… 交代で持ちましょう!」


鞄を受け取り、驚いた



「重っ!!」


「ふふふっ 10㎏ありますから」


「はぁ?まさか…これ、1人で持って帰る
予定だったの?」


「はい お兄ちゃんに持ってきて貰う予定が
渡す時間が取れなくて
時々、やってるので体力向上しました!」


「筋肉ムキムキだったりして」


「やだぁ!そこまでムキムキじゃないです」


「ははっ そこそこはムキムキしてるんだ」


「仕事柄、重い物持ってますし
デスクワークの女の子よりは
すっごく力持ちだと自覚してます!」


とはいえ、交代で持たせるわけには…


悠樹の部屋に招かれ

2人きり


妙な緊張感


「晄さん 生姜焼きでいいですか?」


「うん 生姜焼き好きだよ!」



悠樹の方が好きだけど



「手伝うよ」


「え!?ダメダメ!
座ってて下さい!あ!お風呂入ったら
いいじゃないですか!」





ちゃぷん






先輩が来るからなんだろうけど
無防備すぎだろ



「タオルと着替え、置いてますから!」


「あ、ありがとう!」




なんだ、この幸せすぎる会話