守ってあげたい 【完】

「真梨愛っ!」


1時間目の休み時間、カスミが
机にぶつかりながら私の席まで
きて、空いている黒男子の席に
座った。


『ん?』


「わかったよ」


『何が?』


「桐島 怜が今日休んでる理由」