教室のドアがピシャンッと閉まった。



行った・・?



「おいっ、息するの
 忘れてないか?」


『ぷはーーーっ』


大きく深呼吸をする私。
ふぅ、とひと息つくと、
すぐ目の前に、
黒男子の顔が
あった。


『わっ』

「バカッ しーーーっ!」