「こんな息子なら
 いない方がマシだ」


「ふざけんな。
 俺に父親がいたことは
 一度だってないっ!」


「最初から、お前を引きとったりなど
 しなければ・・」


「残念だったな、
 俺みたいな息子でっ!」



急にバタンッとドアが開いた。

出てきた黒男子と、目と目が合う。



マズイっ!と思ったときには
もう、遅くて。

バッチリ睨まれてしまった。