守ってあげたい 【完】

『じゃあ、アンタは何センチよっ!』

「180。
 あー、今はもうちょっとあるかな」

『ううっ・・』

「行くぞ、チビ。
 迷子になんなよ」


アイツは肩に置いていた手を
私の頭に置いて
くりくりっと
小学生の頭をなでるみたいに
私の頭をなでた。


もうっ!