「わたしにはわからないが。
 たとえば、お前を退学にさせたい、とか」


「そう思ってるのはオヤジだろっ」


「だったら、辞めるか?学校。
 もっと早く辞めて、
 さっさと美和子のもとへ
 行けばよかったものを。
 そもそもお前を引き取ったのが、
 間違いだったんだ」


「わかったよ! 俺が辞め・・」



『私です! 
 私がやりました!』