守ってあげたい 【完】




「大丈夫か」


『あ・・あんたこそ、
 大丈・・夫なの・・?』


「俺のことより
 自分の心配しろ」




私のせいだ。
私が・・




扉がしまったとき、
倉庫に閉じ込められたんだ、と
すぐに気づいた

なんとか脱出しようとしたけれど
鉄の扉はびくともしない。
鍵も壊せない。