とうとう放課後…



誰もいない図書室、
私は大好きな加藤先生と2人きり



『先生、ごめんね急に呼び出して』

「ああ…で、話ってなんだ?」

『私ね、先生のこと…好きだよ』


呼び出して早々告白する私に、先生はため息をつきながら


「またいつもの冗談言うために呼び出したんなら帰るぞ」


そう言って席を立とうとする


『違うの!冗談じゃないんだよ?』

「…は?」

『私本当に本当に加藤先生の事が大好きなの!先生好きです、付き合って下さい』

「まじで言ってる?」



あれ、先生困ってる…

いつものように軽く流されるかと思ってた


『先生、私本気だよ?本気で先生が好きなの!』

「お前…俺教師だぞ、何言ってるか分かってる?」

『うん!それでも大好きなのっ』

「はあ…」


先生はまた、ため息をついたかと思えば頭をかかえ出した

なんかいつもの先生と違う気がする…