それから、
月日は流れ、
先輩は、卒業していった。
私に、たくさんの愛を伝えて。
「じゃあ」
「はい」
先輩が、学校の敷地を出ていく。
鞄には、風でゆれる、
手紙のかたちのキーホルダー。
そして、私の手に握りしめられている、
同じかたちのキーホルダー...
「世界一の告白、ね...」
私は、大きく伸びをして、
校舎に戻っていく。
月日は流れ、
先輩は、卒業していった。
私に、たくさんの愛を伝えて。
「じゃあ」
「はい」
先輩が、学校の敷地を出ていく。
鞄には、風でゆれる、
手紙のかたちのキーホルダー。
そして、私の手に握りしめられている、
同じかたちのキーホルダー...
「世界一の告白、ね...」
私は、大きく伸びをして、
校舎に戻っていく。



