だけど、
先輩に繋がれた手は、
まだ、繋がったまま。
少しずつ、先輩の体温が、
上がるのがわかった。
「ありがとう」
センパ気の手が離れて、
私に頭を下げる。
私もあわてて、頭を下げる。
「こうして、あなたと踊るのは、
二度目なんですよ」
「え?」
先輩に繋がれた手は、
まだ、繋がったまま。
少しずつ、先輩の体温が、
上がるのがわかった。
「ありがとう」
センパ気の手が離れて、
私に頭を下げる。
私もあわてて、頭を下げる。
「こうして、あなたと踊るのは、
二度目なんですよ」
「え?」



