世界一の告白

「じゃあ、2つに別れましょう!」
そういったのは、
タレ目の色葉先輩。
この人は、お嬢様らしい。
「じゃあ、私と色葉と...」
先輩たちの話を、
黙って聞いているのは、
由梨先輩だ。
『由梨』という名前にたいして、
この人は、男だ。
それに、何を考えているのか、
よく分からない。