女人天国

「パジャマ持ってきたんだ」

瑞生はもちろんジャージしか持ってきていない。

というよりも普段から寝るときはジャージだ。

「うん。こっちの方がよく寝られるから」

火照った頬が普段より赤く色づいている。

「じゃあ、俺も入って来よう」

「あ!あのね!」

あぐらを崩して風呂の準備をする瑞生を由良は慌てて止めた。

「ちょっとお願いがあるんだけど…」

瑞生の両手をぎゅっと握って上目遣いで攻撃する。

瑞生の心臓は一瞬高鳴った。