女人天国

「どうしよう…」

由良はうーんと唸りながら何かいい方法はないかと頭を捻った。

「見つかったら殺されそう」

瑞生は空手ができるので、殴られでもしたらひとたまりもない。

ゆうきは腕っ節には自信がないので、絶対にそれだけは避けたかった。

一つ、自分の中で案があるのだが、それには由良の協力が不可欠だ。

「でもこれしかないか…」

「ん?」

由良を見下ろしたゆうきはその潤いに富んだ瞳を見ながら決断した。



「由良にお願いがあるんだ」