女人天国

「良かった!」

「じゃあ、また後でね」

そう言ってゆうきは風呂場のドアノブを回そうとするが、その手はドアノブに触れることなく固まった。

「どうしたの?」

由良が首を傾げながら尋ねた。

「どうやって帰ろう…」

ゆうきは額に手を当て、考える仕草をした。

「あ!」

一瞬何を言っているのかわからなかった由良も理解した。



外には瑞生がいる。