女人天国

瑞生の予想に反し、風呂場には由良の姿しかなかった。

「瑞生、どうしたの?」

不思議そうな顔で由良は尋ねた。

「ううん。勘違いだったみたい。ごめん」

まだ心に引っ掛かりがあるが、これ以上詮索するわけにはいかない。

それにもしかすると本当に自分の勘違いかもしれない。

瑞生はドアを閉めた。

洗面所から出てテレビをつけた。

ベッドに寝転がり、目の前に映るお笑い番組を見始めた。