女人天国

その場にはゆうきはもちろん、人間の姿はない。

「由良?」

もう一度由良の名前を呼んだ。

「はーい?」

風呂場から声が聞こえ、一安心した瑞生はほっと息をついた。

「ここに誰か来なかった?」

「うん。来てないよ」

瑞生は一応疑問に思っていることを聞いた。



「じゃあどうして洗面所の扉が開いてるの?」