「すいません。あの車追いかけてください。」 禅は社長の癖に、自分で運転するから、どの車に乗っているのかはすぐに分かる。 秘書もちゃんと居るけど、自分で運転する方が色んなところに行けるからいいんだって… そう言ってた気がする。 禅の後をつけて、付いたところは、大きな高級ホテルのレストランだった。 「…」 どうしよう。 とりあえず、お金を払ってタクシーを降りる。 禅を見失わないような距離であとを付けながら中に入った。