「あっぶね」 小倉の話が終わって急いで教室に戻ると授業開始の1分前だった。 「あ、三井帰ってきた。 遅かったねトイレ?」 隣の席にいる山内がへらへらと笑いながらそう言ってきた。 さっきの小倉の笑顔とえらい違いだ。 「別に...」 小倉に口止めされているのでうまく説明できない。 「?...まぁいいや、おつかれ」 山内は特に気にする様子もなかった。