ミンジュンがゆっくりとドアを開けると、詠美はベッドに横になっていた。
ミンジュンの顔を見ると、体を無理に起こしてベッドに座る。
「どうした? 具合が悪いのか?」
ミンジュンはすぐに詠美の隣に来て、熱を測る。
でも、おでこを触っても熱はない。
詠美はおでこにあるミンジュンの手を取り、疲れた顔で微笑んだ。
「ちょっと頭痛がして…
でも、大丈夫、さっき、薬を飲んだから…」
ミンジュンはどうしていいか分からない顔をして、詠美の顔を覗き込む。
「頭痛だけか? お腹は痛くない?」
詠美はコクンと頷く。
ミンジュンさんは、きっと、私に心を開いてくれている…
だって、こんなに優しい顔で私の事を心配をしてくれるから。
「近くの有名な韓国料理屋に詠美を連れて行こうって思ってたけど、この部屋に料理を全部運んでもらう事にする。
美味しい韓国のスタミナ料理を食べたら、明日には元気になるぞ」
ミンジュンはそう言うと、詠美を優しく抱きしめた。



