ミンジュンはそう言うと、ジノからの反論も聞かずに電話を切った。
「え…?」
あまりの突然の展開に、詠美は驚いてミンジュンを見た。
「テヒョンさん、クビ…?」
ミンジュンは何もなかったようにまた詠美の口にお粥を運ぶ。
「ほら、食べな。
じゃないと、元気になれないぞ」
詠美は訳も分からず言われるままにお粥を食べているけれど、でも、やっぱりテヒョンは何も悪くない。
「ミンジュンさん、テヒョンをクビにしたんですか…?」
ミンジュンは詠美の話は無視して、また口元へお粥を運ぶ。
でも、今度は詠美は口を開かない。
大きな目を更に大きくしてミンジュンの答えを待っている。
「そうだ。
だって、あいつは俺を怒らせた。
いや、それより、詠美の心をこんなに傷つけた。
そりゃクビだろ。
それに、詠美は俺との恋人の契約を解消したいと思ってる。
恋人の契約を解消したら、テヒョンは即クビだ。
それは誰が考えても分かる事だと思うけど」



