秋野叶笑。
高校2年になったばかり。
数年前に事故に遭い、
その後遺症で、
日々記憶をなくしていた。
私の最後の記憶は、
彼と約束をしたこと。
あの日私は、
約束をしたあとに、倒れてしまった。
気がついたときには、
この病室にいた。