電車が通り過ぎるまで

時間を変えた?
もう、行ってしまった?
今日は、休み?
いろんな考えが浮かんだ。
だけど、
結果的には、彼に会えなかった。
「何してるんだろう...」
私はそのまま、立ち尽くしていた。
帰るわけでもなく、
どこかへいくわけでもなく、
私は、動かない。
いや、動けないのだ。