私は、大丈夫ですと、
首を横に降った。
「えっと、
きっと、テスト期間とかで...」
いや、たとえテスト期間の間でも、
来てくれていた。
その事を思い出したのか、
先輩は、黙ってしまう。
「病気とか...」
彼は、滅多に病気にならない。
「あ...」
先輩が、言葉につまる。