あっという間に残りの学校生活が終わり、ついに卒業式だ。
見慣れた廊下や教室。毎朝上るのが億劫だった階段。先生に叱られた職員室。葉月と恋バナをした空き教室。全力で部活を頑張ったグラウンド。
どれもこれも思い出がよみがえってきて、涙が出そうになる。
「みのり! いよいよ卒業式だね…」
葉月が私に抱きついてきて、思い出を封じ込められなくなってつい涙がこぼれた。
「楽しかったよね…。高校でもよろしくね」
私が涙声で言うと、「泣くの早すぎ!」と肩を叩かれた。
明るく言った葉月の目は腫れていて、声もいつもとは違った。
案の定私たちは式の途中大泣きで、合唱なんてまともに歌えなかった。
私は指揮をすることになっていたのに、涙が止まらなくてしっかりできていたかは分からないままだ。
壇上に戻るとき、理仁が手でオッケーサインを作ってくれて、それを見てまた涙がこみ上げた。
卒業式が終わり、皆は校庭で友達と写真撮影だ。
あまり話さなかった子からも「一緒に撮ろう」と言われ、なんだか嬉しかった。
葉月とは10枚以上撮り、理仁ともなんとか一緒に撮ることができた。
楓真は、親同士がかなり仲がいいため、親のデジカメで一緒に撮る羽目になった。
明後日はいよいよ遊びに行く日だ。そう考えると気が気ではなかった。
見慣れた廊下や教室。毎朝上るのが億劫だった階段。先生に叱られた職員室。葉月と恋バナをした空き教室。全力で部活を頑張ったグラウンド。
どれもこれも思い出がよみがえってきて、涙が出そうになる。
「みのり! いよいよ卒業式だね…」
葉月が私に抱きついてきて、思い出を封じ込められなくなってつい涙がこぼれた。
「楽しかったよね…。高校でもよろしくね」
私が涙声で言うと、「泣くの早すぎ!」と肩を叩かれた。
明るく言った葉月の目は腫れていて、声もいつもとは違った。
案の定私たちは式の途中大泣きで、合唱なんてまともに歌えなかった。
私は指揮をすることになっていたのに、涙が止まらなくてしっかりできていたかは分からないままだ。
壇上に戻るとき、理仁が手でオッケーサインを作ってくれて、それを見てまた涙がこみ上げた。
卒業式が終わり、皆は校庭で友達と写真撮影だ。
あまり話さなかった子からも「一緒に撮ろう」と言われ、なんだか嬉しかった。
葉月とは10枚以上撮り、理仁ともなんとか一緒に撮ることができた。
楓真は、親同士がかなり仲がいいため、親のデジカメで一緒に撮る羽目になった。
明後日はいよいよ遊びに行く日だ。そう考えると気が気ではなかった。

