「先生、彼女は?」

「今はいないよ、だからこういう感覚も久しぶり」


これは、チャンス?


「あっ、ちょっと待ってて」

教室を出て行く先生。



私は、すかさず鏡を出して化粧を直した

ヘアコロンもスプレーした。


まさか、こんな展開になるなんて


トントントン
階段を上ってくる先生の足音


慌てて化粧道具をしまって、何もなかったように先生を待った。